各地の運動の交流めざし
中央憲法会議は1月以来、第36回全国総会で意思統一する内容について討議をしていますが、第一に、憲法調査会の1年間の論議の特徴と憲法改悪の動きがどこまできているかを明らかにすることにしています。第二に、各地、各界で憲法改悪に反対するさまざまな組織がつくられ創意ある運動が取り組まれていることを重視、これらとどのように連携し共同を広げていくかを交流することにしています。そして、そうした運動をすすめるにあたっての憲法会議の役割と組織の強化について論議を深めることをめざしています。
代表の登録をぜひ
中央憲法会議では、総会の参加状況を把握するため、各団体・地方憲法会議に参加者名をお知らせいただくようお願いしています。ファックスまたはEメールでも結構ですので、ご連絡くださるようお願い致します。
福島、茨城で結成へ
これまで憲法会議が結成されていない福島、茨城の両県で、結成に向けての準備がすすんでいます。
福島県では、昨年来、救援会などが中心となって準備の話し合いがすすめてきましたが、3月15日に中央憲法会議の川村事務局長を向かえて学習会を開き、準備会を発足させます。
茨城県でも3月17日に相談会を開き、結成に向けて動き出すことになりました。
「5・3憲法集会」成功へ第2回実行委員会ひらく
6団体がよびかけて東京で開かれることになった「2001年5・3憲法集会」の第2回実行委員会が3月6日開かれ、次のようなプログラムの概要を確認しました。
開会あいさつ
各界からの発言(6人程度)
国会議員あいさつ(無所属等)
文化行事=中高生らの憲法ミュージカル/チェロの演奏
スピーチ 加藤周一・評論家/澤地久枝・作家/日本共産党/社会民主党
カンパの訴え
閉会あいさつ
(集会後、銀座パレード)
共同の宣伝行動も
第2回実行委員会では、集会に向けた各団体の取り組みを交流するとともに、次の日程を確認しました。
4月17日
午後5時〜6時 共同宣伝行動
(水道橋駅東口)
午後6時30分〜第3回実行委員会
(文京区民センター)
憲法調査会の動き
<衆院>
3月8日 午前9時 「21世紀日本のあるべき姿」 参考人=孫正義(ソフトバンクKK社長)
3月22日
4月16日 地方公聴会(仙台)
(4月は公聴会のみ、5月に参考人質疑1回のあと自由討議の予定)
<参院>
3月7日 午後1時 「国民主権と国の機構」 参考人=小林節(慶応大教授・憲法学)、飯尾潤(政策研究大学院大教授・政治学)
3月14日 午後1時 同前 参考人=中村睦男(北海道大教授・憲法学)、成田憲彦(駿河台大教授・比較法)
【『月刊憲法運動』3月号】
<「建国記念の日」反対2・11集会録>
*憲法調査会の改憲論議と21世紀の日本 名古屋大 森 英樹
*今こそ教育を私たちの手に 都教組教文部長 糀谷陽子
*「国際援助」に求められるもの 大学生 荒井千帆
創価学会・池田名誉会長の「提言」を読む 大阪電通大 足立英郎
資料・池田名誉会長「提言」要旨
<憲法問題ファイル>
衆院憲法調査会における参考人意見
高橋進・東大教授
西澤潤一・岩手大学長
(3月8日発送)