民主党若手議員が「リベラルの会」を結成

 

「リベラルの会」結成にあたって

私たちは、東西冷戦に象徴されるイデオロギー対立の政治が終焉した21世紀こそ、「真の自由」と「真の民主主義」を実現する世紀にしたいと思います。そして、「真の自由」と「真の民主主義」こそが、世界に平和をもたらし、個々人に光り輝ける人生をもたらすものと考えます。

 以上の基本認識の下、私たちは、次の基本的な考え方を政策実現していくために、「リベラルの会」を結成します。

 

1、 憲法第9条の精神を世界に広め、活かしていきます。自衛隊は専守防衛に徹し、一部の国を敵国扱いすることとなる集団的自衛権は行使せず、国連を中心とした集団的安全保障の確立を目指します。国連改革を推し進め、新しい国連の下、積極的に世界平和の構築に取組むとともに、北東アジアの平和と安全の為にイニシャティブを執っていきます。

2、 真に自立した市民一人一人が政治に参加することのできる「市民に開かれた政治」を目指します。そして、「市民に開かれた政治」の中で、社会的立場の弱い人を含むあらゆる人が、安心して自由に暮らしていける社会の実現を目指します。

 

<世話人>(五十音順)

【衆院】 石毛えい子、稲見哲男、○生方幸夫、大出 彰、○川内 博史、○小林千代美、○今野 東、○近藤昭一、島田 久、○辻 恵、中川 治、楢崎欣弥、○西村智奈美、○平岡秀夫、藤田一枝、本多平直、松野信夫、水島弘子 【参院】○梁瀬 進、○白 真勲

  (○印は事務局担当)

 

当面の勉強会のテーマについて

 

第1回 日本国憲法9条1項、2項(前文含めた)の法構造――比較憲法的視点を含めて(学者)

第2回 個別的自衛権・集団的自衛権および個別的安全保障・集団的安全保障の概念、発動の要件――国連憲章、国連決議、ICJ判決の検討も含めて(学者)

第3回 改憲論の現状――自民党の党内論議を含めて(学者)

第4回 護憲論の現状――護憲的改憲論を含めて(学者・市民運動)

第5回 9条1項、2項をめぐる国会論議の内容・変遷(内閣法制局)

第6回 国際協力への日本の関与と9条――PKO法、周辺事態法、テロ特措法、イラク特措法(未定)

第7回 同上及び締めくくり(未定)